关于本卷
「私は――リシア・クラウゼル!」 彼のため、白の聖女は謳う。 “水と風が眠る場所ウィンデア”での死闘を経て、初夏を過ごしていたレン。突然、伝説の吟遊詩人ミューディの隠れ家へと足を運んだ彼は、待ち受ける七英雄の力と希少な情報に巡り合う。 一方、冒険家アシュトンに関係した情報を得られたと思ったのもつかの間、学院では試験勉強に追われる日々が目まぐるしく過ぎ去っていく。 その終盤には夏の予定が話題に上りはじめ、レンの腕に残る傷も影響して、思いもよらぬ時間が訪れようとしていた。 「フィオナ様、一番強い魔法を使って。そのための時間は私が用意するから」 「ええ。命を懸けて」 新たな舞台は神々と精霊の力が残る古都――星謳う地クルシェラ。先祖の謎。惨劇の手がかり。 レンが近づく物語が新たな局面へと突入しようとしていたとき、彼とリシアに覚醒の時がもたらされる。
本系列
7 卷
