黄昏症候群 - 探索篇
トワイライトシンドローム ~探索編~
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关于此作
そもそもの発端 全国各地の学校のトイレに出現し、巷の話題を席巻した謎のおかっぱ少女。 ここ武蔵野市の雛城高校でも御多分にもれず、 今日もその噂がささやかれている。 「旧校舎3回の北側の女子トイレ。 そこを真夜中の12時過ぎに 3番目の扉をコンコンコンと3回叩くと、 中から女の子の声が…」 岸井ミカは噂の達人である。 常に行動を共にする取り巻きの総数12人。 その15歳の笑顔と入学4ヶ月にして作り上げた情報網に勝てる人材は、 ほかにも見当たらない。 「雛城高校のおかっぱ少女」も 脚本を手がけたのはほとんど彼女である。 この茶髪系、獅子座のAB型は いつも話の真ん中にいる、そんな自分が大好きで仕方ないのだ。 ともあれ、今年3年生が卒業したら取り壊される予定の旧校舎は、 そんなどうでもいい信憑性を与えやすい、 あまりに無防備な風貌で立ちそびえていた。 「さて、と…」 次なる作戦を前にして、岸井ミカは期待に胸をふくらませていた。 町中に潜む、あの、噂の暗闇を探検する… 生徒会の経験もあり、 コンパの進行もお手のものの彼女にとっても、 これはちょっとしたビッグプロジェクトだ。 同級生ではダメ。仲間内で参加者を募るわけにはいかない。 あくまでヒロインは彼女ひとり。 男の子も×だ。 暗いトコにふたりっきりなんてシチューエーション、 今は求めていない。 「センパイっていうのは、こういうときこそ利用価値があるんだよね。」 職員室でふと見たもうひとりの噂の中心人物は、 ロングが似合うちょっとカッコいい感じ。 ハゲの数学教師が目の前で本気で怒鳴り散らしているのに、 涼しい目付きで受け流していた、あの人。 「2-C 長谷川ユカリさん。 話題になっていますよ、センパイ」 こうして今週末の探検プランは、 彼女の中でできあがったのだった。
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