「本当に、私なんかをモデルにして、大丈夫なんですか? 私は、ただの女給ですから、画のことは何も分かりませんし……」 主人公が足繁く通うミルクホールの女給。 西洋のメイド服の意匠を取り入れた制服が似合うこともあって、店の女給たちの中でも、特に人気が高い。 しかし、本人はそれを誇ることもなく、淑やかな微笑みを浮かべて、来客に心地良い一時を提供している。