好んで身に付ける赤はそのまま、独占と情熱を表しているかのようだ。 その体には、少女と娼婦が同居している。 二つの呼称の境界線上で、艶然とあどけない微笑を投げかける。 その笑みは、心を奪い、正当な女の対価を要求する。 幽かな痛みを伴う、馴染みある暖かさを。 故に、彼女を求める時、一方的な繋がりはありえない。