生まれついての夢想家が、ある種のアルカロイドを喫した時のみ、垣間見ることのできる次元の狭間。 そこに棲まう生き物を、人は魔族と呼ぶ。 ケテル冥界では気が遠くなるほどの長い年月、王の不在が続いていた。 それは、王にふさわしい力の持ち主が現れなかったからだが、ついに見出すことになる。 それが、主人公だった。 王の帰還を促すべく、フィオナはメイドとして、主人公の元へ遣わされてくる。 その身も心も、全ては、未来の王のために……。