本作の真の主人公と呼ぶべき存在。 吸血姫クリスにより血を吸われた、遭難者の横溝光流(よこみぞ・みつる)が、女の子の姿へと変わってしまった姿。 ただ彼が少女の姿になったこと、クリスが光流を「マロン」と名付けたこと、そして新たな自我が芽生えたことも――それらは決して偶然ではない。 すべての出来事には必然があって、結果には必ず理由がある。 もちろん、それが現実に起きているのならば……という前提は忘れてはならないのだけれど。